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鉄道に焦点 27日から筑北でスタンプラリー

「鉄道」に焦点を当てたデジタルスタンプラリーイベントをPRする筑北村職員

 筑北村は27日から11月4日まで、「ちくほく鉄道巡りスタンプラリー」を開催する。村内を通るJR篠ノ井線にちなんで「鉄道」に焦点を当てて、沿線スポットや旧国鉄時代の鉄道遺構など15カ所を設定。農山村を電車が走るのどかな情景を楽しむローカル旅の魅力を提案する。

 デジタルスタンプラリー形式で、専用アプリ「furari」を活用し、指定されたチェックポイント(CP)に立ち寄ってスタンプを集める。11月4日までに応募すると、スタンプ数に応じて抽選で季節の農産物や村特産のイチゴ、温泉入浴・宿泊券などが当たる。各賞の景品すべてとオリジナルグッズが当たる「コンプリート賞」(計3人)もある。
 各CPは鉄道の撮影スポットとしても人気がある道の駅さかきた(坂北)や、SL時代のばい煙対策として整備された冠着トンネル送風機遺構(坂井)、すぐ近くを旧国鉄篠ノ井線廃線敷が通る大滝(西条)など多彩だ。村は廃線敷の整備に取り組み、秋の整備完了を見込んでいて、廃線敷観光の知名度アップにも期待する。
 スタンプラリーイベントは4年目。計40カ所を設定した昨年は421人が参加し、コンプリート賞には14人が応募する人気ぶりだった。村観光課は「筑北地域の鉄道の歴史文化やスポットを知り楽しむ機会となれば」としている。問い合わせは村観光課(電話0263・66・2111)へ。