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サッカーと太鼓で能登を応援 松本山雅など8月に小坂田公園でチャリティーイベント

 塩尻市塩尻町の道の駅小坂田公園で8月18日、石川県能登半島地震の復興支援チャリティーイベントが開かれる。道の駅指定管理者のTOYBOX・松本山雅に、市内の和太鼓団体が加わって準備を進めている。サッカーと和太鼓で被災地を応援しようと、小学生と元山雅選手の試合や、輪島市の和太鼓団体を招いてのまつりを行う。

 園内のサッカー場・サンコーグリーンフィールドで午前9時から、サッカーイベントを行う。元山雅選手の片山真人さん、土橋宏由樹さん、安東輝さん、玉林睦実さんら11人が集結する。試合は低学年と高学年の部があり、定員各30人(先着)。参加費1000円で、全額を被災地に寄付する。見学は誰でも自由にできる。
 太鼓まつりは管理棟前で午前10時~午後3時に行う。能登の復興支援事業に取り組んでいる市内の和太鼓3団体(塩尻五百渡太鼓保存会、信州塩尻阿禮太鼓、桔梗太鼓)や、輪島市の「和太鼓虎之介」などが演奏する。
 道の駅の所長で山雅の元選手・三栗寛士さんは実家が石川県で、帰省時に地震に遭った。小坂田公園を活用した復興支援活動を発案し、塩尻の和太鼓団体や元選手らに協力を求めて快諾を得た。
 三栗さんは「いろいろな人とつながり合って開催し、いろいろな人に見に来てもらいたい」と意気込む。「虎之介」と交流があり、出演を依頼した桔梗太鼓の宮幸生代表は「三栗さんの熱い思いに応え、みんなをつなぐイベントにしたい」と話す。催しの詳細や、試合の参加方法は小坂田公園のホームページに載せている。