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わせの桃の出荷開始 JAあづみ管内

出荷に先がけ桃の色味や傷をチェックするJA職員

 JAあづみは17日、今季の桃の出荷を始めた。さわやかな食味と香りが特徴のわせ種「赤宝」と「櫛形」の2品種で、平年より5日ほど早い。19日に県内の量販店に並ぶ予定だ。

 安曇野市三郷小倉のJAあづみ小倉選果所に、生産者5人が約50ケース(1ケース5キロ)を持ち込んだ。出荷に先立ち、職員が色味、傷を目視でチェックした後、選果機で大きさごとに分けて箱詰めした。今年は小玉傾向だが食味は良いという。
 同JAの桃生産者は約10人で、7月下旬に主力品種「あかつき」、8月10日に「なつっこ」、8月下旬に「おどろき」の出荷が始まる。昨年は凍霜害で約2500ケースの出荷にとどまったが、今年は3380ケースを見込む。