柔道カナダ代表・出口姉妹の活躍願い、母校の児童・生徒が応援旗に寄せ書き
塩尻市出身で、柔道女子５７キロ級の出口クリスタ選手（２８）＝日本生命、松商学園高―山梨学院大出、同５２キロ級の出口ケリー選手（２５）＝同＝が姉妹でパリ五輪カナダ代表に選ばれたことを受け、出身校の広丘小学校と丘中学校の児童生徒が応援旗に寄せ書きをした。先輩の出場を祝い、活躍を祈る思いを記した。
旗は市や市スポーツ協会などで結成した実行委員会が用意。中央に校章を配置した。
広丘小では、代表して６年生１１６人全員が「出場おめでとうございます」「姉妹でメダルを」などとメッセージをつづった。千村哲朗校長も学校目標の「正しく 強く 美しく」を記した。児童会（奨善会）の書記の女子児童は「オリンピックに出場すると聞き、すごいなあと思い、うれしかった」と語った。児童会長の女子児童は「今まで頑張ってきたことを全部出し切ってほしい」と願う。副会長の男子児童は「夢の舞台で夢をかなえてほしい。テレビの前で全力で応援する」と話した。
丘中では生徒有志がメッセージを書いた。応援旗は６日に市内で開かれる壮行会で姉妹に贈る。