塩尻中吹奏楽部の元部長3人のグループ 23日に初のコンサート

塩尻市の塩尻中学校吹奏楽部で部長を務めた男女3人のグループ「トリオ・デル・サーレ」が23日、同市大門並木町の市民タイムス塩尻ホールで初のコンサートを開く。OB同士ならではの、息の合った演奏で美しい音色を披露する。
金子響さん=塩尻町=がソプラノ、1学年下の田岡将平さん=北小野=がピアノ、その2学年下の三浦萌さん=塩尻町=がフルートを担当し、クラシック曲からディズニー音楽まで13曲を演奏する。合奏では、初めて取り組むドリーブの「夜鳴きうぐいす」をはじめ、「みそさざい」「日本の歌による幻想曲」を予定する。
いずれも30代の3人は中学校卒業後もゆるやかにつながっていたが、それぞれの帰郷などをきっかけに、平成29(2017)年以降、身内だけの場で一緒に演奏するようになった。レパートリーが増えてきたことから、金子さんがコンサート開催を呼び掛けた。金子さんはこの3人での演奏を「自然体で力を抜いて楽しく演奏できる」と語る。
田岡さんは本番に向けて「応援してくださる地元の皆さんに演奏を楽しんでもらいたい。これからも地元を中心に、音楽シーンを盛り上げていきたい」と話す。
午後1時半開場、2時開演。一般1500円、高校生以下500円。問い合わせは金子さん(電話090・7243・5064)へ。