市民芸術館で倉田翠さんダンス公演 身体表現のWS、31日に

まつもと市民芸術館(松本市深志3)は同館で、舞踊部門の芸術監督に就任した演出家・振り付け家・ダンサーの倉田翠さんによる6月の第1弾ダンス公演の関連企画として、身体ワークショップ(WS)と稽古場公開を行う。同館は「オープンな倉田さんならではの新企画」として、言葉で伝えにくい作品や表現に触れてほしいと参加者を募っている。
公演は8日と9日に、倉田さんが主宰する団体「akakilike(アカキライク)」が松本で滞在・制作する新作を上演。「希望の家」と題し、「信仰」のテーマの下、結婚や結婚式を切り口にせりふを交えたダンスで表現する。倉田さんを含めダンサーや俳優ら5人が出演する。
ワークショップは31日午後7~9時、新作の一部分を使って倉田さんのダンスの作り方を体験する。ダンス経験は不問、小学校4年生以上の10人程度を募集している。稽古場公開は6月1日午後2~3時で、新作の稽古の様子を見学できる。時間内の出入り自由で定員は30人程度となる。
いずれも参加無料で申し込みは前日までに芸術館チケットセンター(電話0263・33・2200=午前10時~午後6時)へ。定員に達した場合は締め切る。