政治・経済

道の駅いくさかの郷 27、28日に5周年イベント

27日に開設5周年の節目を迎える「道の駅いくさかの郷」をPRする甲本駅長(右)

 生坂村上生坂の道の駅いくさかの郷は27日、平成31(2019)年の開設から5周年を迎える。27、28日に「5周年大感謝祭」と銘打ち記念イベントを開催する。初日は午前11時から駐車場で記念式典を開き、来村者を迎える拠点として役割を果たしてきた施設の節目を祝う。

 式典は村内外の関係者が出席して行われる。東欧ハンガリー大使が任命する「ハンガリー村」として、同国のワインなどの特産品や郷土食を販売・提供している縁から、オルネル=バーリン・アンナ駐日大使も列席する。
 店舗の営業は両日とも午前9時~午後5時で、買い物客の先着140人に記念の保冷トートバッグを進呈する。記念切符の配布や新商品・特売品などの販売、抽選会、屋外遊具などがある。初日の開店前は村がホームタウンになっているサッカーJ3松本山雅FCのオフィシャルマスコット「ガンズくん」の一日駅長就任式も開く。
 直売所・食堂を併設する道の駅いくさかの郷は、交通量の多い国道19号沿いではなく、村中心部の県道沿いに設けられた。観光情報の発信やブドウなどの農産物・郷土食「灰焼きおやき」などの販売をはじめ、県外特産品の見本市などユニークな取り組みで集客してきた。甲本太郎駅長は「村を訪れ楽しむきっかけづくりの拠点として、これからも情報を発信していきたい」と話している。

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