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松本市立博物館でマルシェ 市内の女性らPR企画

大勢でにぎわう市立博物館内のマルシェ

 松本市立博物館(大手3)で13日と14日、市内外の飲食店や雑貨店などがブースを設けて商品を販売する「つむぐマルシェ」が開かれている。ドーナツやケーキ、チョコレート菓子、木工、手作りキャンドルなどさまざまな品が並び、大勢の人でにぎわっている。

 昨年10月に開館した博物館のPRを兼ね、27ブースが設けられた。初日は午前10時半の開始前に100人ほどが行列をつくり、開場と同時に買い物を楽しんだ。同市中川のカフェ「COUDO(クド)」は、玄米を材料にしたドーナツを販売したところ、30分ほどで完売。経営する橋本さくらさん(46)は「出来たてを用意したので数が限られていた。お店のことを知ってもらえて良かった」と話した。
 マルシェは初開催で、SNS(交流サイト)のインスタグラムで松本市の魅力などを発信している「松本カフェ」を運営する小泉恵利奈さん(31)と、ウェブマーケティング会社「willB(ウィルビー)」代表の平林保奈美さん(30)らが企画した。平林さんは「博物館について知ってもらうきっかけになれば」と話し、小泉さんは「定期的に開催していきたい」と見据えた。
 14日は午前10時半~午後4時。

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