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新鮮な農産物 中町で 蔵の朝市今季営業開始

多くの買い物客でにぎわう朝市

 松本市中心市街地にある中町通りで6日、地場産野菜を販売する「松本中町蔵の朝市」の今季営業が始まった。初日は市内の農家7軒と地元商店が参加。住民や観光客らが訪れ、生産者との交流を楽しみながら新鮮な農産物などを買い求めた。

 菜花やフキノトウ、ほうれん草、リンゴといった野菜や果物に加え、手作りのほうきなども並んだ。早くから集まった買い物客らは開始を告げる鐘の合図とともに手を伸ばし、10分ほどでほとんどの品が売り切れた。常連の高戸敏子さん(76)=大手4=は「農家の人と話せて、新鮮な野菜が手に入るので毎年楽しみにしている」と喜んでいた。
 朝市は蔵のある街中町駐車場を会場に、12月21日までの毎週土曜日午前9時半から開かれる。中町商店街振興組合と生産者でつくる実行委員会が主催し、今年で27年目となる。販売農家を募集しており、問い合わせは責任者の田村崇さん(電話090・8843・1699)へ。

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