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紅白の梅華やぐ境内 深志神社で見頃

満開を迎えた紅白咲き分けの梅の花

 松本市深志3の深志神社境内に咲く梅の花が見頃を迎えている。境内には一つの幹から紅白2色の花を咲かせる「咲き分け」の梅もあり、松本平の長い冬を越えて見事に咲き誇っている。

 境内には15本以上の梅の木があり、神社によると、3月末に開花した。社務所前には神社総代が奉納した「思いのまま」という品種の紅白咲き分けの梅が植えられていて、4メートルほどの高さの枝に花を付けている。県外からの観光客が足を止めて見入る姿もあり、権禰宜の保尊俊典さん(29)によると、桜が見頃を迎えている関東からの参拝者は「まだ梅が咲いている」と驚く人もいるという。
 見頃はあと1~2週間ほどといい、保尊さんは「香りと共に花を楽しんで」と話していた。