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新規採用職員に辞令 木曽町 年度始め

原町長(左)から辞令を受け取る新規採用職員(木曽町)

 新年度が始まった1日、木曽郡内6町村役場で辞令交付式が行われた。異動と新規採用で新たな顔ぶれとなった各部署では、一層住民に寄り添って業務を進めていくことを誓っていた。

 木曽町役場では、新社会人となったばかりの3人を含む8人が新しく入庁し、職員約70人が拍手で温かく迎えた。松本大学(松本市)を卒業した野田恵梨香さん(22)=日義出身=は観光について学んできたといい、「町のために知識を生かした貢献ができたらいい」と話していた。
 原久仁男町長は訓示で、令和6年度に重点的に取り組むデジタル技術を活用した町民サービスの向上や、木材の有効活用と産業化などに触れながら「皆で知恵を出し合うまちづくりが必要とされている。行政マンとして先頭に立って取り組んでほしい」と激励していた。