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信州サーモンのぼりお披露目 あづみの公園堀金・穂高で

完成した「信州サーモンのぼり」とカミジョウさん(中央)、村山さん(左)

 安曇野市の国営アルプスあづみの公園「堀金・穂高地区」が企画した、地元生まれのブランド魚・信州サーモンのこいのぼりが完成し、27日に同公園で披露された。原画を穂高の画家・カミジョウミカさんが手掛け、松本市中央2の村山人形店が監修した。カラフルな"信州サーモンのぼり"が安曇野の空を元気に泳いでいる。

 全長5メートルのこいのぼりを3匹作った。このうち2匹を、田園文化ゾーンの段々原っぱと段々花畑に6月5日まで掲げている。
 通常のこいのぼりより太めで、カミジョウさんらしい色使いが特徴。カミジョウさんは出来栄えについて「想像以上にきれいに制作していただけてうれしい。楽しい気分になってもらえたら」と願っていた。村山人形店の村山謙介代表は「原画がとても素晴らしかった。勇壮に泳ぐ姿を楽しみたい」と完成の喜びを語っていた。
 同公園堀金・穂高地区のあづみの学校では信州サーモンが飼育展示されている。段々花畑では毎年、約200匹のこいのぼりが3月下旬から6月5日まで掲げられている。