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山雅ホーム開幕戦に向けサンアル雪かき サポーター100人が汗

雪かきに汗を流すサポーターたち

 サッカーJ3松本山雅FCのホーム開幕戦を9日に控える松本市のサンプロアルウィンで7日、サポーターらボランティアが雪かきに汗を流した。積雪でホーム開幕戦への影響が案じられる事態に100人以上が駆けつけ、スタンド席などに降り積もった重い雪を、鮮やかな連携プレーで片付けた。

 5日夜から6日朝の積雪を受け、山雅が6日夕に急きょボランティアを募ったところ、想定以上の協力者が集まった。サポーター歴11年の本庄弘子さん(72)=安曇野市堀金烏川=は「前2戦を現地で見て、今季の山雅にわくわくしている。選手の力になれば」とスコップを振るった。若手サポーター団体・GREENCREWの竹村碧さん(17)=田川高校2年=は「俺たちのアルウィンだから」と汗を拭った。学校が休みだったため所属する同校サッカー部に声を掛けたところ約20人が参加し、強力な戦力になった。
 午前10時に始まった雪かきは、想定より1時間早い午後3時に完了。並行して融雪作業が行われていたピッチにも緑が戻った。クラブ運営会社の曽根原克朗運営部長は「開幕戦への期待とパワーを受け取った」と感謝していた。

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