教育・子育て

鉢盛中生徒が能登支援 山形村役場に義援金寄託

本庄村長(右)に義援金を寄託した上條さん(左)、塩川さん

 組合立鉢盛中学校の生徒たちがこのほど、能登半島地震の被災地を支援しようと校内で集めた義援金2万7993円を山形村役場に寄託した。生徒会福祉交流委員会の1年生らが呼び掛け、1学年全4学級の生徒を中心に2、3年生や教職員からも多くの協力が集まった。日本赤十字社を通じ被災地へ送られる。

 村役場を訪れた福祉交流委員会学年長の上條琉夏さん(13)=1年、副学年長の塩川颯真さん(13)=同=は「みんなの思いが重なって集まったお金。被災して困っている人や、被災地のために少しでも役に立ってほしい」と思いを伝えた。受け取った本庄利昭村長は「ニュースや新聞で被災地の様子が連日報じられ、皆さんも関心を持っていると思う。ボランティア精神を育む第一歩の活動」と協力に感謝した。
 1月中に学級内で募金を始めた1年1組の取り組みをきっかけに学年全体に募金活動が広がり、2月20~22日の3日間で集中的に集めた。

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