木曽町福島の街歩いて健康に のぞみの里 3年がかりの企画 最終回
木曽町中心街を歩いて健康づくりにつなげるイベント「第9回元気はつらつウオーク」が25日、町文化交流センター周辺を会場に行われた。NPO法人・のぞみの里(木曽町福島)が3カ年で開いてきた企画の最終回で、約40人の参加者が生き生きと体を動かした。
日本ウオーキング協会健康ウオーキング指導士の篠田洋江さん=東京都=に教わり、前半は屋内で体をほぐした。雪のためコースを変更してセンター周辺を歩き、参加者ははつらつと足を運んだ。地元の小坂弘さん(76)は「普段は自己流で歩いているが、教わった正しい姿勢を意識して取り組んでみたい」と話していた。
企画では通常、体力に合わせた5㌔、2㌔、軽運動を楽しむレクリエーションの3コースを設けて実施してきた。参加者に日ごろの歩行距離を書き込む手帳を配るなどもしており、のぞみの里は「歩くことを習慣にし、元気で健康に過ごしてもらうことにつながれば」と願っていた。
企画は県の地域発元気づくり支援金を活用した。