地域の話題

高校生が地元企業理解 「つなぐ」勉強会に370人

熱心に企業の担当者の話を聞く高校生

 中信地区の高校生を対象にした合同企業説明会「TSUNAGU(つなぐ)企業勉強会」が26日、水汲のキッセイ文化ホールで開かれた。来春の卒業後に就職を考えている高校2年生約370人が地元企業のブースを訪れて話を聞き、働くことや就職への理解を深めた。

 中南信地域の製造やサービス、建設など71社が参加した。生徒たちは関心のある企業のブースを積極的に訪れ、若手社員から話を聞いた。松本筑摩高校定時制3年の大森翼さん(18)は「いろいろな職種があることが分かり勉強になる」と話した。清沢土建(塩尻市大門)の総務課主任・籠田しおりさん(30)は「高校2年生なので建設業という業界をまず知ってもらいたいと話をした。大変だというイメージも払しょくしたい」と語っていた。
 地元企業紹介冊子「TSUNAGU」を発行する市民新聞グループの「つなぐ」(岡谷市)が主催した。