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県現代書藝全国展 きょう松本で開幕

力作が並ぶ会場

 第28回県現代書藝全国展(県現代書藝協会主催)が20、21の両日、松本市水汲のキッセイ文化ホールで開かれる。一筆一筆に思いを込めた力作がずらりと会場に並ぶ。最高賞の文部科学大臣賞は、筆遣いが華やかで同時に全体のまとまりがある秀作、と評価された松本市島内の深沢静月さん(59)の書が受賞した。



 一般部は漢字、かな、近代詩文書、少字数書、篆刻、刻字、前衛書の7部門で367点、学生部は小中学生、高校生、大学生の1073点が出品される。
 県現代書藝協会副理事長の中島龍風さん(83)=岡谷市=は「書く人の感性がベースにある。心があって個性や見応えに通じる。書の魅力を堪能してほしい」と話している。午前9時半~午後5時(21日は3時)。