政治・経済

チョコレートに心を添えて バレンタインデーコーナー開設

チョコレートを選ぶ買い物客(アイシティ21)

 中信地区の商業施設にバレンタインデー(2月14日)に向けて特設コーナーが設けられ始めた。選ぶ楽しみも味わってほしいと、各ブランドが競うようにチョコレートの味、パッケージを工夫しており、売り場は年々、華やかになっている。

 中信地区最大級の売り場を展開する、大型商業施設・アイシティ21(山形村)は18日にコーナーを開設した。和菓子や絵画をイメージしたチョコ、キャラクターとのコラボ商品の前で足を止める人が多かった。
 買い物客に今年はどのような言葉を添えて贈りたいか聞くと、「結婚して39年間、毎年夫に贈っている。言葉は普通だけど『いつもありがとう』かな」、「就職活動を頑張った自分にプレゼント。『お疲れさま』という気持ちで」、「落ち込むニュースが多いので、家族には『チョコで心は元気に』と言ってあげたい」などの声が。
 イオン各店も18日に販売を本格化させた。「体にやさしい」「心を満たす」などをテーマに商品を充実させている。百貨店のジェイアール名古屋タカシマヤ(名古屋市)の調査によると、贈り先は、家族が33%で最多、パートナーと友人が各17%で続いた。好きなアイドルなどを指す「推し」も12%だった。直接渡せない場合は、写真などに贈った形にして、自分用に楽しむ人もいるという。