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木曽おもちゃ美術館に箏のみやびな音色響く 竹脇館長ミニコンサート

竹脇館長が奏でる箏の音色を楽しんだ新春コンサート

 木のおもちゃで遊べる木曽町新開の体験型ミュージアム「ふるさと体験 木曽おもちゃ美術館」で7日、竹脇恵美館長が箏を奏でる新春ミニコンサートが開かれた。正月らしいみやびな音色が館内に響き、親子連れなどの来館者が楽しんだ。

 正月の定番曲「六段の調べ」と「さくらさくら」が披露された。生田流正派の竹脇館長がステージに上がり奏でると、遊ぶ手を止めて注目する子供や座ってゆっくり聞く家族らの姿が見られた。
 箏は演奏する側の先端部を「龍頭」というなど、各部に龍にちなんだ名称があり、「辰年の今年に合う楽器」とも紹介。竹脇館長は「新春に箏の曲を耳にすることは多いと思うが、実際の音色に触れてもらえる機会になれば」と願っていた。