元旦マラソン駆け抜ける

松本市の新村体育協会は1日、第49回元旦マラソンを開いた。住民約60人が参加して新村農村広場の周囲約1・5キロを走り、一年の健康を願った。
多くの家族連れが参加し、新村地区の柳澤鉄男連合町会長(67)が「マイペースでいいので、今年の目標に向かってスタートを切って」とあいさつした。号砲とともに子供たちが勢いよく広場を飛び出し、親たちや高齢者が後を追った。強めの風が吹き始める中、若者たちは髪の毛をなびかせて田んぼの中の道を駆け抜けた。
1位でゴールした松本深志高校2年生の長岡星志さん(17)は同校サッカー部主将で、「集大成の年なのでしっかりやりたい。公立校ナンバーワンとして私立校を倒したい」と抱負を話していた。