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松本山雅の小松と菊井 J3ベストイレブンに選出

個人賞の記念品を手に写真に納まる小松選手(右)と菊井選手

 Jリーグは8日、年間表彰式「J3アウォーズ」を行い、松本山雅FCの小松蓮、菊井悠介両選手がベストイレブンに選出された。19ゴールを挙げた小松選手は得点王のタイトルも獲得。いずれもJ参入後でクラブとしては初となった。

 小松選手は36試合に出場。開幕弾を振り出しに得点を量産した。
 ベストゴールは第10節・愛媛FC戦(7月29日)での先制点。得点に至る過程を含めて「いい決め方ができた」とした。サッカーと向き合う姿勢から見直した今シーズンを振り返り、ゴールを勝利に結び付けたかったと悔やみつつ「意識してやってきたことは間違いなかった」と胸を張った。
 菊井選手は終盤に負傷離脱があったが34試合のピッチに立ち、計6得点。10アシストはリーグトップだった。
 得点を導いたプレーの中で、今季初の連勝を飾った第13節・FC今治戦(6月11日)で小松選手の頭に合わせたクロスが一番だとした菊井選手。個人の結果にもフォーカスしたシーズンで数字が伴ったことを喜び「自分のプレーをしてチームの勝利に貢献できることを続けたい」と一層の成長を誓った。