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塩尻警察署柔道チーム 県警大会で10年ぶり優勝

10年ぶりの優勝を果たした塩尻署の柔道チーム

 長野市で11月上旬に開かれた県警柔道剣道大会で、塩尻警察署の柔道チームが10年ぶりの優勝を果たした。中規模署などを対象にした柔道B組に出場。昭和50年代の柔道C組時代を含め、通算6度目の優勝となった。

 署内の柔道経験者を中心に20~40代の5人を選抜した。茅野署や岡谷署、高速隊など12チームが出場したB組で予選リーグを勝ち上がり、準決勝で生活安全部と、決勝では警備部と対戦し、ともに3勝1敗1分で勝利した。
 副将の地域課・宮本大輝さん(23)は全試合で勝ち星を挙げ、チームの勝利に貢献した。「優勝できるのは各組の1チームのみ。貴重な体験をさせてもらった」と話す。
 大会は台風19号災害や新型コロナウイルスの影響で5年ぶりだった。柔道から遠ざかっていたメンバーもいたが、大会の1カ月前から署を上げて練習に取り組んだという。大将の生活安全課・古畑大成さん(33)は「それぞれがベストを尽くそうという気持ちで挑んだ」と振り返る。次鋒の交通課・芝田哲也さん(29)は「地域住民に強い警察官がいると示せた。今後も地域の安心・安全のため、自信を持って職務に当たりたい」と話していた。
 塩尻署の剣道チームも、同大会の剣道B組で3位入賞した。