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筑北の境無橋 歩道新設・拡幅改良へ 約2年間、車両通行止め

県道の拡幅・改良工事で12月1日から車両通行止めとなる境無橋

 筑北村坂井の安坂川に架かる県道大町麻績インター千曲線・境無橋は、12月1日から令和7年12月末まで約2年間、車両通行止めとなる。県松本建設事務所が元年度から進める同県道約220メートル区間の歩道新設・拡幅改良工事に伴う。歩行者は往来できるようにする方針で、現在、橋の下流側(北側)で歩行者用の仮橋の設置が進められている。

 境無橋は筑北小学校近くにあり、昭和37(1962)年に建設された。橋前後の県道に歩道がないため、2車線道路(幅約5.5メートル)の北側に幅約2.5メートルの歩道を設けた幅9.25メートルの道路に拡幅改良する。昨年度に着工した。
 すでに通信回線の架け替えを終え、今後は下水管を仮橋に接続した後、年内にも橋の撤去工事を始め、続いて新しい橋の橋台部分の工事に取りかかる。
 同建設事務所は「現場は小学校にも近い。騒音などに十分配慮し、安全に工事を行いたい」としている。