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恵比寿講 福つかむ 松本・四柱神社境内で19日まで

大勢の人でにぎわった餅まき

 第10回まつもと城下町恵比寿講しょうふく祭(実行委員会主催)が18日、松本市大手3の四柱神社境内で始まった。縁起物の笹や和菓子などの販売、ステージ発表、富くじ抽選会などが行われ、家族連れが買い物や伝統芸能の鑑賞を楽しんでいる。19日まで。

 オープニングセレモニーでは恒例の餅まきが行われ、100人以上が集まった。地元の商業関係者や来賓がステージから340個の餅を次々と投げ入れ、来場者は福を招こうと盛んに手を伸ばしていた。
 松本大学もグルメ販売やゲームのコーナーを設けて盛り上げた。山賊焼きを販売していた観光ホスピタリティ学科3年の学生は「にぎやかで活気があって楽しい。売れ行きも好調」と笑顔を見せていた。
 前身の「お城下町えびす講」から数えて25回目の開催となる。出店の営業は午前10時半から。午後1時半からは「まつもと郷土芸能まつり」が同時開催され、獅子舞や木やり唄などのステージが行われる。