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60軒が協力 菊で街道飾る 中西条の夢くらぶ文殊 塩尻

区内を彩る菊の花

 塩尻市中西条の住民グループ・夢くらぶ文殊(中村暢秀会長)が、区内の市道・西条線沿いを菊の花で彩る「秋の街道まつり」を実施している。約60軒が協力して見事な花を並べている。23日まで。

 黄、白、ピンクなどさまざまな色の菊の鉢を、軒先に並べている。20年近く続く恒例イベントで、初期のころに市の補助金を受けて配布した菊の花苗を増やしたり、各戸で独自に苗を購入したりして準備した。夏からの好天で咲き具合は良好だという。
 夢くらぶ文殊は春、夏、秋、冬と街道まつりを開いている。春は花のプランター、夏は七夕のササと短冊、冬はイルミネーション(電飾)を飾り付ける。9月からは月1回、住民の居場所づくりの企画「みたけカフェ」を開いている。
 中村会長は「中西条を訪れる人に、住民の連帯や元気、明るさを感じてもらい、住民のつながりを深める機会にしたい」と話していた。