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内田の変則五差路改良へ ファーマーズ近く 十字路にして信号設置

変則五差路の解消と信号機設置に向け工事が進む現場

 松本市は、内田のファーマーズガーデンうちだ近くの交差点の改良工事を進めている。変則五差路を解消して信号機を設置する。以前から地元要望があった箇所で、一部に歩道を新設し安全に道路を横断できるようにする。

 県道松本塩尻線と市道が交わる交差点で、信号機がないために朝の通勤時間はスピードを上げて通る車が少なくない。工事では、交差点南西で県道と接続する市道4563号と、県道と交差している市道4581号をつなぐ道を新設し、4563号と県道の接続部分を廃止して五差路を解消する。交差点を中心として市道の約70メートル区間に歩道をつける。市の工事部分は全長110メートルで本年度中に完了する予定。総事業費は約1億円となっている。
 県松本建設事務所が県道に右折レーンを設け、県警が信号機を設置する。県松本建設事務所は来年度中の供用開始を目指すとしている。
 市建設課の神戸順課長は「地元の要望を受けて信号機の設置に向けた工事が進んでいる。工事中は一部通行止めが発生しご迷惑をおかけすることもあるが、理解願いたい」と話している。