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麻績村聖高原の聖湖にヘラブナ放流

紅葉映える聖湖に次々と放流される新べラ

 麻績村聖高原の聖湖で1日、釣魚のヘラブナの放流が行われた。晩秋の新ベラ(新ヘラブナ)シーズンを楽しめるよう香川県の養魚場からトラックで運び込まれた体長30センチ超えの成魚約1.2トン(約2300匹)を放った。

 ヘラブナを仕入れた聖高原リゾートのスタッフが籠に移し替えられた成魚を次々と湖に放った。作業には塚原勝幸村長ら村関係者のほか、近隣地域の愛好家団体のメンバーも立ち会い、上田へら鮒会の会員・五十嵐忠雄さん(70)=千曲市=は「聖湖はヘラブナの食いがよく釣りやすく、初心者も楽しめるスポット。放流から3日後ぐらいからよく釣れるようになるので楽しみ」と笑顔を見せた。
 聖湖のヘラブナ釣り(一般1日券1500円、同午後券800円)は、例年今月下旬以降の湖面結氷時まで楽しめる。