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感謝の花束をお母さんへ 母の日前に生花店華やかに

生花店の正面に並ぶカーネーション

 11日の「母の日」を前に、中信地方の生花店にプレゼント用の花が充実している。定番のカーネーションの花束、アジサイの鉢植え、コチョウランといった色とりどりの花が並ぶ。

 松本市島内のフラワーショップしんばしでは、赤、ピンク、黄色の国産カーネーションを多数そろえた。花言葉は「永遠の幸福」といい、店長の中村英代さんは「やっぱり一番人気はカーネーション。値段も手頃で、幅広い年代の人が選んでいく」と話す。
 石けんで作られた「ソープフラワー」も人気だ。水をやる必要がなく、管理に負担がないことから病院や施設に入所している母親のために買い求める客が多い。枯れないため、3~4年は持つという。
 ほとんどの生花店では花束や鉢植えに添えるメッセージカードを用意しており、その場で母親への感謝の言葉を書いていく人が多いという。