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広がる青空、色づくカエデ 麻績で紅葉鮮やか

北アルプスや筑北谷を見晴らす丘で鮮やかに色づくカエデの紅葉

 麻績村の温泉宿泊施設・シェーンガルテンおみ近くで、カエデの木々の葉が色づき始めている。すっきりとした秋晴れの下、北アルプスを望む見晴らしのよい丘に、燃えるような紅葉が映えている。

 地域住民がかつて植えたというカエデは大小13本あり、密集した林が高さ十数メートル、直径約20メートルの大木のように見える。眼下に雲海が広がり雲一つない晴天となった31日早朝も、深い青空と色鮮やかな紅葉が見事なコントラストを描いていた。
 村によると、木々は例年、11月末にかけて色づきを深めながら徐々に葉を散らしていく。「条件が良ければ、白く雪化粧した北アルプスの山々との対比も楽しめる」としている。