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そば祭り閉幕 10万1000人が来場

そばを味わう来場者

 松本市の松本城公園を主会場に7日から3日間の日程で開催された第17回信州・松本そば祭り(実行委員会主催)が9日に閉幕した。台風や新型コロナウイルス感染拡大の影響で平成18(2018)年以来5年ぶりの開催になり、前半は天候に恵まれたことで計10万1000人が来場した。

 最終日は朝から雨となったが、昼過ぎに雨が上がったことで終了間際まで人波が続き、2万5000人が来場した。順番待ちの行列が前日よりも短いブースが多く、2軒、3軒とはしごする人も目立った。用意したそばが完売した、そばブース「出石皿そば」(兵庫県豊岡市)の川原千尋さんは「松本の方は、そば好きだということをあらためて実感した。次回もぜひ参加したい」と笑顔を見せていた。
 実行委員長の新保裕介市民タイムス社長は「多くの方の支援で復活し、無事に終えることができた。そば文化の振興のため、さらに盛大な開催を目指したい」と話した。