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かすむ昇格・・・山雅完敗で9位に後退

後半37分、左CKから失点し、落胆の色をあらわにする松本山雅の選手たち

 サッカー松本山雅FCは明治安田J3第30節の8日、サンプロアルウィン(松本市)でいわてグルージャ盛岡と対戦し、1―4で敗れた。今季3度目の4失点で5試合ぶりの黒星を喫し、9位に後退した。勝ち点を43から伸ばせないまま残り8試合で2位との差が8に開き、昇格争いで崖っぷちに立たされた。

 松本山雅は先発4人を変更。左右のサイドバックに下川と藤谷が戻り、ボランチに住田を配置。前線の右は野澤でスタートした。
 前半は2失点。後半5分に小松の2戦連続弾で流れを引き寄せたものの、二の矢が継げず、37分にCKからネットを揺らされると、さらに4分後にダメ押し点を許した。
 来場したのは7787人。小雨が降る中で声援を送った。次節は15日。ホームでAC長野パルセイロとの信州ダービーとなる。