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新型コロナワクチンの集団接種始まる 松本市

新型コロナのワクチンを接種する市民

 松本市は29日、新型コロナウイルスワクチンの集団接種をアルピコプラザ(深志1)で始めた。新型コロナオミクロン株(XBB・1・5)に対応した1価ワクチンの接種が受けられ、初日は予約をした約600人が接種した。

 アルピコプラザ4階の接種会場には、開始時刻の午後1時前から予約をしていた数十人が待機し、順番に接種を受けた。7回目の接種という男性(60)=北深志3=は「安心感を得るために毎回受けている」と話し、来年度以降、新型コロナワクチンが自己負担になる可能性が高いことについて「インフルエンザワクチンと同じくらいの負担にしてもらいたい」と話していた。
 集団接種会場は10月8日までは毎週金曜日~日曜日、14日以降は毎週土曜日と日曜日に開設される。最短で予約可能なのは15日以降で、29日が最終日となる。
 個別医療機関でのワクチン接種は9月20日から行われており、これまで約5000人がワクチンを接種した。予約が埋まっている医療機関での接種の追加予約は10月10日から受け付ける。集団・個別それぞれの接種予約はインターネットの専用ホームページか、市のワクチン接種専用のコールセンター(電話0263・78・1700)で行える。