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松本パルコ、ワクワク最後まで 感謝のビジュアル企画に地元クリエーター参加

松本ゆかりのクリエーターが企画に参加したビジュアルイメージ

 再来年2月に閉店する松本パルコ(松本市中央1)は25日、昭和59(1984)年の開店から40年にわたって松本の街に支えてもらったことへの感謝の気持ちを表すビジュアルイメージの第1弾を発表した。地元出身など松本ゆかりのクリエーター3人が企画に参加している。

 最後までワクワクとした気持ちを発信しようと、40年前の開店時に松本パルコがポスターや広告などを通じて発信していたビジュアルイメージをたたき台にしている。ダンサーのアオイヤマダさんがモデルを、写真家の磯部昭子さんが撮影を、アートディレクターの清水貴栄さんが演出を手掛ける。伊勢町通り側の外壁、店内などに掲出している。
 閉店まで残り1年半となっているが、来年8月には開店40周年という節目を迎える。同店は今後も地元クリエーターとの連携企画などを積極的に行っていく方針だ。広報担当の清水航さんは「地元の方に参加していただき、最後まで松本を盛り上げていきたい」と話している。