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安曇野・堀金小児童が防犯呼び掛け 「電話でお金」は詐欺!

来店客にメッセージカードを手渡し、防犯を呼び掛ける児童

 安曇野警察署などから、地域の安全や防犯を先導する「わが家のセーフティーリーダー」に委嘱されている安曇野市の堀金小学校の6年生約70人は19日、ベイシアあづみの堀金店(堀金烏川)などで防犯活動をした。手書きのメッセージカードを来店客に手渡し、犯罪被害防止や交通安全を呼び掛けた。

 セーフティーリーダーの赤い帽子をかぶり、ベイシアあづみの堀金店など4店舗の入り口で活動。「ドアのかぎをしめわすれないようにしよう」「電話の中でお金が出てきたら詐欺の可能性があるよ」など、子供たち自身がメッセージを考えたカードを手渡した。1組の石川翔大君は「少し緊張したけれど、防犯のことを分かってもらえてよかった。怪しいことがあったら周りに相談してほしい」と願っていた。
 活動後は学校に戻り、「防犯川柳」作りに取り組んだ。安曇野署生活安全課の矢口護・防犯指導係長は「自主的に防犯活動ができるよう関心を持ってもらいたい。子供たちの啓発で、地域の人も防犯意識を高めてもらえれば」と期待していた。
 今回作った防犯川柳は10月19~24日、イオン豊科店で開かれる安曇野署管内の防犯ポスター展で展示する。

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