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穂高の丸山さんのご長寿祝う 阿部知事と太田市長が訪問

阿部知事(前列左から2人目)らや家族と記念撮影に臨む丸山さん(同3人目)

 敬老の日の18日、今年100歳を迎えた安曇野市穂高の丸山みゑ子さんを、阿部守一知事と太田寛市長が祝賀訪問した。国と県、市からの祝い状が手渡され、丸山さんは「ありがとうございます」と笑顔で受け取った。

 同居する長男・慶五さん(79)が、丸山さんが80代後半まで和裁の仕事をしていたことや、詩吟や踊り、三味線もたしなんだことを紹介。阿部知事は「いろいろと活動していたのが健康の秘けつですね」とうなずいた。1週間ほど前に体調を崩したという丸山さんは言葉少なだったが、慶五さんと阿部知事の会話を聞いてにこにことほほ笑んでいた。
 丸山さんは大正12(1923)年5月27日生まれで、小県郡の旧東部町(現・東御市)出身。夫の五郎さん(故人)と2男1女を育て、孫6人、ひ孫4人に恵まれた。慶五さんによると、よく笑い、毎朝大豆と梅干しを食べることが長寿の秘けつだという。
 県によると、本年度県内で100歳を迎えるのは男性207人、女性1051人。県内最高齢は南佐久郡佐久穂町の女性(111歳)だという。