SKOメンバー100人が音色合わせ OMFオケ公演に向けリハーサル
国際音楽祭セイジ・オザワ松本フェスティバル(OMF)でオーケストラコンサートAプログラムに出演するサイトウ・キネン・オーケストラ(SKO)のリハーサルが22日、松本市水汲のキッセイ文化ホールで始まった。音楽祭へ2回目の出演となるフランス出身の指揮者ステファン・ドゥネーブさん(51)の指揮でメンバー約100人が音色を合わせた。
Aプログラムは合唱付きの2曲を含む4曲で構成し、独唱の歌手や市民とプロ約100人による合唱団も出演する。ラベルの「ダフニスとクロエ」第2組曲の稽古の様子が公開され、ドゥネーブさんが時にメロディーを口ずさみながら細かく指示を出し、繊細で幻想的な音色やうねるような重厚な調べで曲を彩っていった。
本番は25日と27日の2回。このうち25日午後7時からの公演は、チケットが若干残っているほか市内の松本城公園、松本駅お城口広場、上土劇場で生中継のスクリーンコンサートを予定している。問い合わせは実行委員会(電話0263・39・0001)へ。