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新千歳線1日2往復に 松本空港発着 期間限定で FDAが冬ダイヤ発表

 県営松本空港で定期便を運航するフジドリームエアラインズ(FDA)は22日、冬ダイヤ(10月29日~来年3月30日)を発表した。松本発着便の札幌・新千歳線をこれまでの1日1往復から期間限定で2往復に増便し、日帰りでの往来が可能となる。大人普通運賃は、新千歳線と神戸線は前年の冬ダイヤより値上げした。販売開始は28日から。

 札幌・新千歳線が1日2往復になる運航日は、10月29日~11月30日、12月23日~1月8日、2月4日~11日、3月1日~30日。新たに午後3時55分松本発―5時30分新千歳着便と、午後1時30分新千歳発―3時20分松本着便が加わる。
 神戸線の午後の松本発便は前年の冬ダイヤより15分早まり6時15分発になるなど、その他の便でも5~15分変更された便がある。
 大人普通運賃は、新千歳線が3万8000~4万1000円(前冬比1500~3000円高)。神戸線が2万3000円~2万6000円(同比1000~2000円高)。福岡線が3万8000~4万円で前冬と同じとなっている。
 令和元年10月に運航を開始した神戸―松本線、神戸―高知線の4周年を記念して、12月1日~来年2月29日の間に席数限定で両路線とも片道5000円(税込み・燃油特別付加運賃別)で利用できる「周年記念運賃」も設定した。
 バースデー割、ユース割、みんなでシニア割は、購入対象者がFDAメンバーズ会員限定に変更される。
 FDA広報は新千歳線の増便について「北海道旅行の需要が高まっており、夏ダイヤでも想定を上回る利用があった」とし、利用増加に期待を寄せている。

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