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中原英孝さんが最後のノック ウェルネス高野球部後援会が監督勇退式

気合の入ったシートノックを行う中原さん(中央)

 筑北村の日本ウェルネス長野高校野球部後援会(宮下敏彦会長)は19日、今夏の全国高校野球選手権記念長野大会まで監督を務めた中原英孝さん(78)の勇退式を村内で開いた。中原さんの通算40年にわたる監督生活を、選手や保護者、村民がねぎらい、今後の活躍を願った。

 中原さんは式の前に、グラウンドでシートノックを行った。3年生16人とOB5人が笑顔で打球を追いかけた。3年生の三原田京成前主将(18)は「中原監督のノックは熱いものがある。最後だと思い一球一球大事に捕った」と話した。
 本城公民館で開かれた勇退式には約80人が出席。中原さんは「応援ありがとうございました」と感謝を述べ「ウェルネスを甲子園という大舞台に立てる高校にしてほしい」と指導陣を激励した。今後は総監督という立場で野球部に携わる。

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