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浴衣姿で「ようこそ!」 松本市職員がお城で接客

外国人観光客との記念撮影に応じる浴衣姿の職員

 浴衣を活用した地域活性化イベント「みんなでゆかたを着よう日」の3日、松本城管理課の職員5人が浴衣を着て接客した。松本城黒門の開門時刻に合わせて浴衣姿の職員が来場者を出迎え、本丸庭園内で写真撮影するサービスをした。

 外国人観光客と一緒に、笑顔で記念撮影に納まる職員も。浴衣での接客は3年目という寺澤朋香さん(26)は「浴衣を着ると気持ちが整う。暑い日が続いているので涼しさを感じてほしい」と話し、外国人観光客は「浴衣姿は美しい。いい記念になった」と喜んでいた。
 松本城では11~16日に浴衣など和服の入場者を対象に、有料区域への入場を無料にするイベントを実施する。同課の百瀬功三課長は「和服入場者の無料期間は、ぜひ浴衣などの和服で来場してほしい」と話していた。
 「みんなでゆかたを着よう日」は、第10回ゆかたキャンペーン2023のイベントとして企画された。