地域の話題

舞台華やか天神祭り 松本・深志神社

境内に引き込まれる華やかな舞台

 松本市中心街の夏を彩る深志神社(松本市深志3)の例大祭「天神祭り」が24日に始まった。氏子16町会のそれぞれの舞台(市重要有形民俗文化財)が境内に並び華やかな雰囲気に包まれて、多くの人たちでにぎわった。25日は本祭りが行われる。

 子供たちが乗った舞台は町会内を練った後に境内に引き込まれた。法被姿の氏子たちが舞台を押す場面や、16台の舞台がそれぞれの位置に並んだ様子を、訪れた人が盛んに写真に収めていた。
 中町二丁目町会では十数年ぶりに子供たちの太鼓が復活。えい行責任者の年番長・清井めぐみさんは「(祭りを迎えて)喜びはひとしお。夏らしい感じがしていい。元気になる」と笑顔を見せた。
 新型コロナウイルス禍が落ち着きを見せる中での開催となった。25日は氏子町会内をみこしが巡る。