教育・子育て

学校登山で「行くぞ乗鞍岳」 開成中1年生が日帰りで登る

乗鞍岳の頂上・剣ケ峰を目指して登る生徒たち(21日午前9時半ころ)

 本格的な夏山シーズンを迎え、松本市の開成中学校(中川由香里校長)は21日、北アルプス・乗鞍岳に登る恒例の学校登山をした。
 1年生90人が肩の小屋口から大雪渓脇を通り頂上の剣ケ峰(3026㍍)を日帰りで目指した。バスで山上部の畳平へ向かい、お花畑を散策する生徒もいた。

 生徒たちは、当日のガイドを務めた「信州まつもと山岳ガイド協会やまたみ」の協力で、事前に山の環境や歴史などを学習してきた。滝澤昊希さん(12)は「乗鞍は日本でも有数の自然の宝庫だと知った。実際に登って山の環境を体で感じたい」と張り切り、中川校長は「北アルプスを望む場所にある学校として、ここでしかできない体験を大事にしてほしい」と願っていた。

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