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「食の感謝祭」内容新たに 安曇野・穂高神社で11月11、12日

イベント内容を従来より変更して開催することを決めた実行委の会議

 安曇野市や市商工会などでつくる「信州安曇野新そばと食の感謝祭実行委員会」はこのほど、市豊科交流学習センターきぼうで本年度初回の会議を開き、今年の催しを11月11日と12日に穂高神社で開催することを決めた。パンや甘味、安曇野林檎ナポリタン、あづみの野菜カリーなど食のブースを出展するが、会場でそばは提供せずに市内各店を巡ってもらう方式に変更する。

 会議では、屋外ブースで店舗と同じ品質のそばを提供するのは難しいなどの意見がそば店から出ていることが報告され、事務局が提出したイベント開催案を承認した。会場でそばを提供しないことから、名称は「信州安曇野食の感謝祭」に変更する。来年度以降の開催方法は本年度の開催実績などを見て、あらためて実行委で決める。
 信州安曇野新そばと食の感謝祭は、新型コロナウイルス禍で令和2~4年度は代替イベントのスタンプラリーを実施していたため、内容の変更はあるものの4年ぶりの開催となる。実行委員長を務める市商工会の髙橋秀生会長は「6月に開かれた信州安曇野ハーフマラソンには多くのランナーが参加し、コロナからの脱却や回復を感じた。ただ、コロナが無くなったわけではなく、イベントのあり方も変化していくと感じている」とした。