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御嶽海、攻め手欠き6連敗

翔猿(左)に送り出しで敗れた御嶽海(読売)

 大相撲名古屋場所(愛知・ドルフィンズアリーナ)6日目の14日、上松町出身で西前頭2枚目の御嶽海(出羽海部屋)は、西前頭筆頭の翔猿(追手風部屋)に送り出しで敗れ、初日からの連敗が6に伸びた。7日目の15日は、新大関で西に座る霧馬山改め霧島(陸奥部屋)と対戦する。

 上背のない翔猿の右下手が深く入ると、左でもまわしをつかまれて腰が伸びる。一時は土俵際まで追い込むも、重心が沈まない体勢では威力がない。攻め手が見つからないまま、再三の出し投げに崩され、最後は相手に背中を見せながら土俵を割った。御嶽海にとっての連敗は6連敗が最長(不戦敗を除く)。自身7度目で、この1年間では4度目となる。初日から6連敗を喫するのは初めて。
 大関昇進を機に改名した霧島とは過去6勝9敗と黒星が先行し、昨年の秋場所以降、御嶽海が4連敗中。