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15日開幕の山崎貴監督展 松本駅にPR階段アート

松本駅お城口にお目見えしたPRの階段アート

 「ALWAYS三丁目の夕日」や「永遠の0」など数々のヒット映画を手掛ける松本市出身の山崎貴監督(59)の特別展「映画監督 山崎貴の世界」が、松本市美術館で15日に始まる。3カ月半に及ぶ会期中、山崎監督の映像の世界を絵コンテ、デザイン画、衣装や模型、実物大セットなどで多角的に紹介するほか、監督描き下ろしのキャラクターを市街地に展示する「まちなか出張展」も実施する。

 開幕まで1週間となり、松本駅お城口にはPRの階段アートもお目見えした。ポスターにも使われたイラストが17段分の階段側面に貼り出され、離れた場所から見るとデビュー作「ジュブナイル」に登場するロボット・テトラや、展覧会応援キャラクター「Y―cat」が見える仕掛けだ。
 山崎監督の仕事を通史的に紹介する大規模展は初めて。観覧料は1300円、大学生高校生900円、中学生以下無料で前売りは各200円引き。