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穂商祭6・7日 豊高祭7~10日 思いっきり文化祭 準備に熱

 安曇野市内の高校が文化祭シーズンを迎えている。今年は人数制限がなくなったり一般公開が再開したりと、従来の形に戻りつつあり、生徒たちは張り切って準備を進めている。

 穂高商業高校は6~7日に「第66回穂商祭」を開く。一般公開が丸3年なかったことから、今年も公開は保護者のみにとどめるが、昨年まで分散していた運動会などは全校で行う。羽田綾奈・文化祭実行委員長=3年=は「今年は全員で各企画ができる。思いっきり楽しんでほしい」と願う。
 豊科高校は7~10日に「第76回豊高祭」を開く。8日午後0時半~3時半と9日午前10時~午後3時半を一般公開し、今年は部活ごとの模擬店もある。謎解きを全校で楽しむ初企画「虹フェス」(7日)や中夜祭(8日夕)など、コロナ禍で生み出された企画をさらに発展させている。降旗遥生・豊高祭実行委員長=3年=は「盛り上がる企画を考えた。地域の人も来てもらえれば」と力を込める。
 豊科高は今年開校100周年を迎え、記念キャラクター「とよこ」を制作。美術部の宮川桃花部長=3年=がデザインした。モチーフは白鳥で、おなかの模様は安曇野の清流、羽は校章にも使われるシナノキの葉を表す。一般公開では「とよこ」の焼き印を押したまんじゅうも販売予定で、宮川部長は「とよこをきっかけに豊科高を知ってもらいたい」と願っている。