教育・子育て

木のぬくもり感じる新園舎完成 三郷西部こども園でお披露目式

式が開かれた新園舎の遊戯室で、元気な歌声を響かせる子供たち

 現地建て替え工事が進められている安曇野市三郷西部認定こども園(三郷小倉)の新園舎が完成し、3日、お披露目式が開かれた。市関係者や地元の民生児童委員ら約50人が参加し、地元産の木材をふんだんに使った園舎の完成を喜んだ。供用開始は24日。

 新園舎は床面積982平方メートルの木造平屋建て。未満児用の部屋が1室増え、専用の庭も新設した。屋根には集熱パネルを設置し、太陽光エネルギーを空調に活用する。8月~来年3月中旬は第2期工事として旧園舎の解体、園庭やプールなどの外構工事が行われる予定で、総事業費は8億195万円となる。
 太田寛市長はあいさつで、「リンゴ畑に囲まれ室山を臨む自然豊かな環境で、子供たちには感性豊かに伸び伸びと生活してほしい」と願った。式では年長園児11人が歌を披露し、出席者に園舎の案内もした。
 三郷西部認定こども園の保育業務は民営化で来年4月から、三郷小倉の社会福祉法人・七つの鐘に委託される。

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