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上高地線で山雅愛あふれる電車出発! アルピコグループが応援企画で7月から

中づり広告、手すりなどがすべて山雅仕様となった上高地線の電車

 サッカーJ3松本山雅FCのオフィシャルスポンサーになっているアルピコグループは、グループ会社同士で連携した応援企画を始めた。松本市内を走る鉄道・上高地線では1日から、歴戦のサポーター社員の熱意もあって、車内に山雅愛があふれた電車が走る。

 電車は、車内の中づり広告が「俺たちの山雅」「今こそ共に闘おう」と書かれた山雅グッズのタオルになったほか、1車両に50個ある手すり全部に山雅のエンブレムやライチョウを描いたシールを貼った。連結部には練習用ウェアを飾り、シートも元々緑色のため、どこを見ても山雅を感じられる。
 地域リーグ時代から応援している新島々駅の北村敏晴駅長(53)が企画に携わった。車内は思いのほか広く、「山雅づくし」にするのに苦労したが、「昔のような地域を挙げた盛り上がりを再び取り戻したい。ぜひ乗っていただけたら」と話す。
 松本駅前のアルピコプラザホテル(松本市深志1)とエースイン松本(同)の2ホテルは、利用者にオリジナルキーホルダーをプレゼントする応援プランの提供を30日に始めた。各ホテル毎日先着2組は、客室が山雅グッズで飾られた特別室に宿泊できる。