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松本とアウトドアの聖地に 10月に初の「サミット」計画

ロゴを掲げてイベントをPRする村田さん

 登山やキャンプ用品のメーカーが一堂に会し、作り手と使い手が垣根を越えて交流するイベント「ALPS OUTDOOR SUMMIT(アルプスアウトドアサミット)」が10月6~8日、松本市空港東のやまびこドームで開かれる。雄大な自然と文化薫る城下町が共存する松本の街をアウトドアの聖地にしようと市内若手経営者らが企画し、21日、会場のやまびこドームで全体進行などを詰める会議があった。

 イベントには60~70ほどのアウトドア用品メーカーが出展を予定する。作り手同士の座談会やワークショップで、ものづくりに対する思いやこだわりを発信する計画もある。
 イベントと同名の一般社団法人が主催する。代表理事は乗鞍岳の冷泉小屋オーナー・村田淳一さん(55)が務める。村田さんは「地元の人にも松本の魅力を再発見してもらえるイベントにしたい」と話していた。