合唱団「クール・ディマーシュ」 25周年祝うコンサートへ練習に熱

県内各地の愛好者でつくる合唱団「クール・ディマーシュ」(白木洋子団長)が7月16日、松本市島内の市音楽文化ホールで25周年記念コンサートを開く。新型コロナウイルス禍が落ち着き、再び歌う機会を得られるようになったメンバーたちは、音楽の大切さをかみしめながら本番に向けて練習に熱を込めている。
合唱曲に加えて、ミュージカル、オペラも手掛けるのが特徴。5年ごとに公演を行っており、今回は合唱曲「生きる理由」「こころようたえ」などを歌う。ミュージカル「レ・ミゼラブル」、オペラ「メリー・ウィドウ」なども取り上げる。11日は市内の本郷公民館に集まり、衣装を身に着けて練習に励んだ。
長野冬季五輪・パラ五輪の文化プログラムのオペラに出演した仲間で合唱団をつくった。団員は30~70代の23人。合唱指揮者・吉野恵美子さんの指導を受けている。
コロナ禍で活動の縮小を迫られ苦しい時を過ごした。コロナ禍が落ち着いたタイミングでの舞台。白木団長は「歌う喜びを表現したい。生のステージを楽しんでほしい」と話している。
午後2時開演。入場料は1000円(全席自由)。市音楽文化ホールでチケットを販売している。問い合わせはクール・ディマーシュの井出さん(電話090・2645・2510)へ。