スポーツ

宿場情緒楽しみ快走 南木曽・妻籠健康マラソンに県内外から800人

妻籠宿の町並みの中を駆けぬける参加者

 第41回南木曽町・妻籠健康マラソン(実行委員会主催)が4日、町内で開かれた。新型コロナウイルスの影響から4年ぶりの開催で、3歳から90代まで県内外の約800人が参加し、旧中山道の宿場情緒を伝える妻籠宿の町並みを爽やかに駆け抜けた。

 昨年4月に開所した妻籠町並み交流センターを発着点とする新しいコースを設け、1.9~10キロの4種類のコースがあった。参加者は家族や友人らと風景を楽しんだり、タイムや順位を意識し力強く足を運んだりと思い思いのペースで楽しんだ。宿場では通りを埋めるランナーに住人らが沿道から声援や拍手を送った。
 南木曽小学校6年児童(12)は「保育園のころから参加している大会。最後までしっかり走り切りたい」と意気込んだ。福岡県柳川市から参加した男性(70)も。「宿場を走り抜ける魅力に引かれて3回目の参加になる。地域の観光なども含め大会を楽しみたい」と笑顔を見せた。

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